去る平成19年2月5日 東京朝日生命大手町ビル(サンスカイルーム)にて農水産分野における注目すべきシンポジウムが開催されました。
- テーマ 「農林水産分野におけるマイクロバブルの利用」
- 主 催 (社)農林水産先端技術産業振興センター(STAFF)
- 共 催 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター - 参 加 STAFF会員を中心に〔産・学・官〕50名予定→参加90名
ご報告
こじんまりとした、しかしこの分野のトップレベルのシンポジウムとして、出席予定者が倍増した会議室は、スタート前から緊張感に満ちていました。
「いい技術を早く実用化へ、環境負荷がきわめて少なく、応用範囲の広いマイクロ・ナノバブル先端技術は農水産食品分野における有効な基幹技術に成長するものと確信します。また、世界をリードする新しい技術日本の力を構築すると期待致します。」…岩元睦夫理事長のごあいさつに始まったシンポジウムは大いに盛り上がりました。
当社は、農産・水産分野での利活用の状況を報告しました。
- 多岐にわたる農産物のナノバブル水利活用の成果
- コンソーシアムによる養殖漁場(海)の環境改善と魚体育成に果したナノバブル水の成果(研究進行中)
と、2テーマを中心にスライドをまじえ報告し、出席者の熱い注目あびました。
当日の講演内容
基調講演
マイクロバブルの物理化学的性質と産業利用の可能性
(独)産業技術総合研究所 環境流体工学部研究グループ主任研究員 高橋 正好 氏
講 演
- 水の物性と植物・農産物の代謝?東京大学大学院農学生命科学科 教授 大下 誠一 氏
- バイオ分野におけるナノバブル水の産業利用
- 埼玉大学理学部分子生物学 教授 大森 正之 氏
- マイクロバブルの農林水産分野での活用について
- (株)多自然テクノワークス 代表取締役 梨子木 久恒 氏
- マイクロバブルの洗浄効果について
- (株)前川製作所技術研究所 副所長 篠崎 聰 氏
- マイクロバブルの殺菌作用について (独)産業技術総合研究所 李 攀 氏
総合質疑
交流会