数十μm以下のマイクロバブルは、さらに縮小し、最終的に潰れてしまいます。
潰れきれずに残った泡は安定化すると、長期間水中を漂う『ナノバブル』になります。
(1ナノメートル=10億分の1メートル)
気泡はその大きさによって、大きな機能の違いを有しています。
特に、数十マイクロメートル以下の気泡は、普段目にしている気泡とは大きく異なる振る舞いをします。
この大小の気泡を人工的に発生させ「バブル」という自然環境のふるまいを利用した水循環システムを創出しました。
数十マイクロメートル以下で発生した気泡は、表面張力等による加速度的な圧力の上昇で、見えなくなるほど小さくなります。圧力の上昇は、気泡が潰れるまで続き、最終的には数千気圧にまで達します。気泡が潰れるときに、気泡内の気体の溶解は最大になり、超音波なども発生します。
潰れきれずに残った気泡は、サイズを安定化させると『ナノバブル』になります。『ナノバブル』は、サイズが安定しているだけでなく、浮上速度も極めて遅いため、長期間水中に漂わせることが出来ます。